こんにちは、あおパパです。
今回紹介する書籍は、「書く習慣」です。
この本は、個人的な日記から、ブログやnote、SNS(Twitter、Instagram、Facebook)など、情報を発信するものも含めて、書く習慣をどうやって身に付けていくかが書かれています。
書くことがどんなに素晴らしいことか。
書くことに対するハードルを下げるにはどうしたらいいか。
どうやってネタを探したらいいか。
書くことを習慣にするために何をすべきか。
どうしたら共感を得られるか。
何よりこの本の素晴らしいところは、目線が低く、読んでいる中で自分にスッと入ってくるような心地よい文章だと思います。
読んでいるうちに、「あ、日記始めてみようかな。」と、そう思える本ってなかなかないですよ?
本のあらすじ
この本は、ライターや声優、他にも多彩な仕事をしているいしかわゆき(ゆぴ)17歳さん。
うん、まぁホームページを見てもらった方が早い(笑
冒頭でも触れましたが、「書く習慣」をつけるための考え方や技術を中心に、著者がいつから書き始め、どうやって書く習慣が身についたのか。
体験談を踏まえつつ、分かりやすくとても共感できる内容で書かれています。
また、書けない理由を判定する「お悩み診断チャート」や、書く習慣1ヵ月チャレンジ、52のコツまとめ。など、読む前も読んだ後もしっかりフォローしてくれます。
● 書く習慣を身に付けたい人
● 書くことに対して背中を押してほしい人
● 書くことのハードルをグッと下げたい人
影響を受けた内容
この本を読んで特に影響を受けた内容を3つご紹介します。
「書く」ハードルをグッと下げてくれる
この本には、「書く」ことに対するハードルをグッと下げてくれる方法が紹介されています。習慣をつける前に書くことを始めないと意味がないですしね。
その中で、特に共感したものを3つ紹介します。
誰でもなく「自分のために」書いていい
「自分語りになってしまいそうで嫌だ」
文章を書けない理由をアンケートした時の回答であったそうです。
その気持ち、わかります。
「こいつ何言ってんだろう。」、「知らんわ」。みたいな気持ちにさせてしまうのではないか。
「興味ねぇわ」、「自分語り乙」みたいなコメントがあるとなんか凹みますよね。
でも考えてみください。世の中「聞く手法」のようなものも多く出回っており、「人は自分の話をしたいので、聞き役に徹しましょう」のようなことが書かれていますよね。
自伝でエッセイを出版している人も大勢います。
自分のことを書くことは恥ずかしいことではありません。むしろ、「自分のことを書こう!」と決めて、書き始めてみましょう。
まずはその「メイク」を脱ぎ捨てよう
文章を人に見せるために書くと、途端につまらなくなることはありませんか?
万人に受けるように。よく見せようと着飾ったり。綺麗事ばかりになってみたり。
こんな、”バッチリメイク”の文章よりも、本音が詰まった文章の方が面白いんです!
文章を書くことに慣れていないうちは、ついつい当たり障りのない文章になりがちです。
なので、「誰にも見られない前提」で、本音を書きましょう。
公開するのに抵抗があるなら、まずは日記などから始めることをおすすめします。
「意味のない」文章に意味づけするのはあなたじゃない
何かを投稿するとき、ふと「こんな文章、書いても意味ないかも。」と思うことはありませんか?
私はあります。よくあります。
変に不安がったり、馬鹿にされないか心配になったりします。
でも、その文章に意味付けをするのは、「読んだ人」です。
しょうもないことにクスっとしたり、共感を得たり。
自分にとっては意味のない文章でも、読む人にとって意味があるかもしれません。
何かを発信するということに対して、とても勇気づけられる言葉だと思いました。
日常の「解像度」の高め方
ここでは、普段の何気ない呟きをワンランク上の投稿にするお話です。
何気ないツイートでも、面白おかしく読み物のようなものであれば楽しく、人気も出そうじゃないですか?(願望
そんな、何気ないツイートをネタにするコツが紹介されています。
①「なぜ?」と問いただすこと
②無理やり学びに結びつけること
特に①に関するツイートの例が「さすがだなー!」と思ったので、一部紹介します。
出来事:やりたくない仕事を受けてストレスが溜まった
ツイート:”我慢して我慢してつらいことをやるのって、ちゃんとおわりが決まってて、自分に明らかなメリットがない限りストレス溜まるだけだと思う。やるなら期間をきちんと決めてしっかりリターンがある前提で、そのご褒美がチラチラ見えるところでやらんと。そう、サウナと一緒です。”
こんなツイートできたら素敵ですよね。そのためにも、コツを実践してみましょう。
私も、これを読んでTwitterやる気になりました。(影響受けやすいおっさんw
シェアされる日記に昇華
人が何かをシェアしたくなる欲求は「共感」と「学び」が重要です。
先ほど、「学びに結びつける」ことには触れましたが、どのように「共感」を得られる文章にすればよいのでしょうか。
それは、自分に重ねて読んでもらえるように「ひと手間加えてあげる」ことです。
それぞれ、タイトルと本文の工夫は以下の通り。
●「学び」や「発見」があると感じてもらえるものにする
●誰かに話しかけるようなタイトルにする
●出来事について自分の「学び」、「変化」を書く
●語りかけてみる(~と思いませんか?など)
●主語を「わたしたち」に変えてみる
●最後に「あなたならどう思う?」と議論の余地を与えてみる
しっかりと意識できれば、シェアされる文章になるでしょう。
心に残った一文
最後に本著を読んで一番心に残った一文を紹介します。
書いたものがある限り、毎日どこかで誰かがあなたの文章に触れ、あなたの存在を感じてくれているのです。たとえ、今日あなたがなにもしていなかったとしても。
ブログやSNSって書いて終わりではなく、書いた後に楽しみや喜びがあります。
記事を書いて頑張った日のおかげで、もしかしたら誰かのいいねやコメントに救われることがあるかもしれませんね。
それにしても、さとゆみさんの著書「書く仕事がしたい」を読んだ時もそうですが、ライターさんの自著ってどうしてこうも、読んでて面白く、いい文章が多いのでしょう。
本著も、一文候補はたくさんあって迷いました^ ^

最後に
今回は、「書く習慣」を紹介しました。
この本を読んだ後、「あ〜、いい本だったなぁ」って思いました。
ビジネス書はもちろん内容が1番ですが、一つ一つの文章の面白さや寄り添ってくれるような言葉によって満足感が増えるのを実感しました。
言いたいことも言えないような世の中はポイズンなので、日記やブログを始めてどんどん本音を書いていきましょう。
そして、書く習慣を身につけてください。きっと、人生が好転しますよ。
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