技術

【最新技術】世界を変える100の技術

こんにちは、あおパパです。

今回紹介する書籍は、「世界を変える100の技術」です。

目覚ましい技術革新の中、様々な分野で新しい技術が生まれています。

その新しい技術が世に出回り、それがスタンダードになる。

私はIT系の仕事をしていますが、正直言うとあまり新しい技術に興味のない人でしたが、ここ何年か読書をするようになってから、興味の幅が広がりました。

知識には様々な視点があります。最新の技術に触れ、新たな知識を身に付けてはいかがでしょうか。

新しい技術を知ると、ワクワクしますね

本のあらすじ

本著は、エレクトロニクス、コンピュータ、建築・土木、医療・健康、機械・自動車、ロボット、エネルギーといった分野のWebメディアを発行する日経BPが厳選した“ディープな”技術図鑑です。

この「100の技術」シリーズは今回で6冊目ということですが、特にディープな技術を集めたそうです。

分類としては、以下の7種類に分けられます。

①エネルギー

②ヘルスケア

③IT

④ライフ&ワーク

⑤マテリアル&フード

⑥セキュリティ

⑦トランスポーテーション

さらに、2021年9月段階での「技術成熟度」と、ビジネスパーソンへのアンケート(1215人の有効回答)による「2030年において期待度が高い技術」について、それぞれ書かれています。

また、各分野においてSGDs(持続可能な開発目標)においてどのような立ち位置にあるか。その点も注目されています。

どのような最新の技術があるか興味がある人

最新技術の成熟度や近況について幅広く知りたい人

現代のビジネスパーソンにとってのトレンドが知りたい人

興味の湧いた技術3選

この本を読んで、最新技術で特に興味の湧いたものを3つ紹介します。

CO₂フリー水素

カーボンニュートラル(CO₂排出量実質ゼロ)と最新のエネルギーとして注目されている水素に関する記事はどれも注目度が高く、今後エネルギーの中心となるでしょう。

ここで紹介するもの以外にも興味の湧いた記事はたくさんありましたので、いくつか紹介します。

e-Fuel

余剰電力で作った水素と濃縮回収した二酸化炭素を合成して生成する代替燃料。ガソリンのように使用できる。

CCS/CCUS

CCSは排出された二酸化炭素を分離・回収し、地中深く埋める技術で、世界ではすでに大型プラントが稼働している。CCUSはそれを再利用する動きで、大成建設では、コンクリートに二酸化炭素を含める技術などがある。

水素の大量輸送

水素とトルエンを使ってMCHという常温で液体の物質を精製し、タンカーで輸送。MCHから水素を取り出し、トルエンは水素生産地へ戻す。

その中で「CO₂フリー水素」を選んだ理由は、再生可能エネルギーから水素を作れる。というところに、魅力を感じたからです。

ちなみに日本では、北九州市で福岡県や地域の電力会社、ENEOSなどの企業が合同で、再生可能エネルギー電力を用いて水素を製造・供給する実証実験を始めているそうです。

そして、精製した水素をパイプラインで東田地区の北九州水素タウンや久留米市の水素ステーションで使用しています。

北九州市のホームページに様々な取り組みが載っています。興味のある方はそちらもご覧ください。

将来、家庭のエネルギーも水素に変わる時代が来るかもしれませんね。

がんスクリーニング

次はヘルスケア分野で興味の湧いた技術です。

がんスクリーニングとは、「生活者の中から、がんに関する健診や医療インフラに行くべき人をふるいにかけること」です。

そして、その判断に「血液や尿」を使うこと。患者に負担がなく、早期発見が可能になるよう研究が進んでいるそうです。

検査にはマイクロRNAという、細胞内に含まれる微小な生体物質を調べるとしており、正常な細胞と異常のある細胞では分泌量や種類が異なるそうです。

将来的には、がん種の特定に加え、良性・悪性腫瘍の区別、類似疾患との見極めも目指すとしています。

研究については、以下のサイトで公表されています。

また、味の素でもアミノインデックスという血液からがんを含む疾患リスクを計測する検査が研究され、実際に病院でも受けられるそうです。

このような検査が一般的になり、毎年受ける血液検査でがんが見つかる。なんて未来もそう遠くないのかもしれませんね。

自然言語処理

多数あるIT分野からこの自然言語処理を選びました。

ITは全分野に関連するもので、特にAIは各方面で重要な役割を担っています。

自然言語処理ですが、「人が普段使っていえる言語をコンピュータに処理させる」というものです。

これだけだと、「すでに世の中に出回っている技術じゃない?」と思う方も多いと思います。そして、その通りです。

その中で注目したのが、テスラCEOでもあるイーロン・マスク氏も設立に参加した非営利団体である米オープンAIが開発した「GPT-3」です。

GPT-3は、Googleが開発したtransformerという言語処理モデルを文書生成に絞って応用したモデルです。

GTP-3で紹介された実績は以下になります。

ニュース記事のタイトルとサブタイトルを入力すると、偽記事を作れる。これを本物の記事と合わせて718人の治験者に読ませたところ、正答率は52%。2本に1本が偽記事なので、ほぼ見破ることはできない。

AIに関する簡単な仕様に関する文章を入力すると、その通りのAIを作り出すプログラムの自動生成に成功。

Webページのレイアウト。例えば「スイカのようなボタン」と入力すると、その通りに実現できるプログラムが生成できる。

ほかにも散文詩や音楽、SQLクエリなども生成可能となっている。

どうでしょう。AIはここまで来ています。プログラミングも仕事として使っている私としては、プログラミングが全自動になる時代を感じる記事でした。

ちなみに、GPT-3の記事は以下の記事が参考になるかと思います。

面白いと思った技術3選

次に、最新技術で特に面白いと感じた技術を3つ紹介します。笑ってしまうということではなく、着眼点や今後が楽しみといったものです。

古着をバイオ燃料に変換

この記事でまず驚いたのは、古着でジェット機を飛ばした。ということです。

古着約25万着から作られたバイオジェット燃料を積んだ飛行機が、2021年2の羽田⁻福岡間を結ぶJALの定期便が飛びました。

古着から作られたバイオジェット燃料で運行したのは、世界初ということです。

生成する手順は以下の通り。

①消費者から回収した古着の綿をアルカリ処理した上で、酵素で糖化

②「コリネ菌」で発酵槽により化学品イソブタノールに変換

③②を濃縮して純度を上げたり、沸点を規格に適合させ、燃料にする

専門外なのでよくわかりませんが、そのあとの文章でさらに驚きました。難しいので、そのまま引用します。

菌自体はありふれているが、遺伝子を組み換える技術がカギとなっており、今回のイソブタノールを作るコリネ菌のほか、アミノ酸を作るコリネ菌や、乳酸を作るコリネ菌などをそれぞれ設計できる。

通常は好気性のコリネ菌を好気性・嫌気性のハイブリッド型に変え、菌自身が増殖に使うエネルギーを化学品生成に使えるようにして、効率よくイソブタノールを生み出せる。

はー、菌って設計とか性質を変えるとかちょちょいとできちゃうんですねー!

※簡単じゃないと思います。すみません。

古着でジェット機を飛ばすというのも驚きましたが、こうやって菌の設計ができてしまう世の中に驚きを隠せませんでした。

興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。

可食ロボット

可食ロボットに関しては聞いたことがあるという方もいると思います。私も聞いたことはありました。

ただ、具体的にどのようなロボットかは知りませんでした。

可食ロボットの主な用途は以下の2つです。

①食品加工工場で利用:異物混入が減り、簡単に交換ができる

②栄養源・非常食:口から食道、胃へと自ら移動する

ここでは特に、②の用途の話が中心でした。その内容が、想像以上にすごいと思いました。

いくつかあるので箇条書きにします。

①東北大学では、羊の腸と高野豆腐で硬さを切り替えられる機構を開発

②スイスでは、輸送用ドローン自体をビスケットのような可食素材で作成

③チューリッヒ工科大学では、可食食材で作った薄型温度センサー

④カーネギー大学では、コウイカのスミから食べられる電池を開発

ロボットなのに高野豆腐とか。ドローンをビスケットで作るとか。すごいですよね。

世の中、想像もしない技術が生まれてるんだな。そう感じる内容でした。

アップルカー

米アップルもついに自動車業界にも参入。という噂は聞いたことがあります。

本著にも、アップルカーの記事がありました。iPhoneとの連携や、革新的な技術が車に搭載されそうで、ワクワクしますよね。

2025年前後を目途に量産する。と言われていましたが、本記事を書いているタイミング(2022/3/18時点)で、どうもアップルカー開発チームが一時解散したとのうわさが流れています。

ちょっと残念なニュースではありますが、今後注目なのは間違いないですね。

最後に

今回は、「世界を変える100の技術」を紹介しました。

紹介した6つ以外の技術も素晴らしい、今後に期待ができる技術ばかりでした。

ボリュームも多く、1冊読むのにかなり時間がかかってしまいましたが、最新技術に触れるいい機会になりました。

皆さんも、本著で世の中の最先端に触れてみませんか?

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