こんにちは、あおパパです。
今回紹介する書籍は、メンタリストで一躍有名となったDaiGoさんの著書「究極のマインドフルネス」です。
マインドフルネスとは、一言でいうと「気づき」です。本著では、
もっと細かいところや、ふだん見逃しているところ、先入観をもたず、ありのままを見ることによってさまざまな気づきを得ましょう、というのがマインドフルネスです。
つまり、大事なこと、本質に気づくことが、心の平穏につながるということです。
と、書かれています。
実は、私がうつ病を経験したときに出会った本で、ポジティブになる思考法を教えてくれた本です。ネガティブ思考に悩みがある方には、是非読んでいただきたい本です。
本のあらすじ
最初のご紹介した通り、メンタリストで一躍有名となったDaiGoさんの著書です。
ネガティブな感情や不のループがもたらすマイナスな面から、それをどうやって克服し、プラスに変換していくか。
また、そうならないようにメンタルの鍛え方まで、さまざまな角度で語られています。
様々な研究結果に自分の経験を踏まえて書かれるので、説得力もありますね。
● 考えがぐるぐるループしてネガティブな状態が続く
● 不安が先行する。落ち込んで前に進めなくなる。
● ポジティブに生きたい。メンタルの鍛え方を知りたい。
影響を受けた内容
この本を読んで実践した内容や参考にした内容など、特に影響を受けた3つをご紹介します。
悩んでいる友達へのアドバイス
これは実際に友達へアドバイスをするということではなく、他人目線で最悪の状況を想定したアドバイスを行う。ということです。
皆さんも経験があるかと思いますが、人が悩んでいることを考える場合、すんなり答えがでることはありませんか?
「さっさと上司と相談してみたらいいでしょ。」
「とりあえず、電話してみたら?」
「今日は疲れてるみたいだし、明日頑張ったら?」
ちょっとしたことでも、悩んでる友人や同僚などに何気なくするアドバイスは的確だったりします。悩んでもしょうがないのに、自分だと悩んだりためらったり。
この言葉を見てから、自分が悩んだときは他人目線で考え、行動するようなりました。そしたら、ぐっと身動きがとりやすくなったのです。
また、「最悪の状況」という点については、「長期的目線を持つ。」という点に大きく影響するといいます。
先ほどはちょっとした悩みを例にしましたが、今後の人生を決める大きな決断も悩む大きなポイントになります。その場合、「最悪の状況」を想定しておくことで、安心感が生まれ、その状況になった際に柔軟な考えで対処できるそうです。
皆さんも、悩んだ時には「他人目線で最悪な状況を想定したアドバイスをするとしたら?」と考えてみてください。きっと、いい選択ができると思います。
自分のためではなく、他人のための目標を立てる
目標を立てるとき、皆さんは自分がどうしたいか。を考えませんか?
私もそうでしたが、目標というものはなかなか達成できないものです。
小さな短期目標をたくさんこなすことも達成の秘訣ですが、他人のための目標を立てるということも重要だということがわかりました。
研究では、自分のためと他人のための目標を持つ2つのグループを観察した結果、他人のために目標を立てたグループは、不安とうつ症状が改善し、人間関係のトラブルも起こしにくくなったそうです。
逆に、自分のことを目標にすると、不安やうつが悪化していくということが研究で明らかになっているそうです。
私も自分で目標を立てるときに、他人のため(基本、家族のため)に目標を立てるよう心がけてから、達成率があがりました。
今後目標を立てる際には、他人のための目標を立ててみてはいかがでしょうか。
完璧主義がもたらす弊害
自分は完璧主義。まではいかないにしろ、しっかり準備していても、不安にさいなまれることがしばしばあります。
皆さんは完璧主義なところはありませんか?自分は完璧主義ではない。と思っている人もいつの間にか完璧主義になっていることもあるようです。
完璧主義の弊害は以下の3つがあると書かれています。
① ネガティブな感情に振り回されやすくなる
② 誠実性が減る
③ 人生で失敗が増える
これ以外にも自殺率が増えるとも書かれています。完璧主義はよくないですね。。。
完璧主義に対しては、「10パーセントルール」が効果的です。小さな変化を積み重ねることで、自分を変えていくという方法です。
目標達成に近い考え方ですが、やはり小さな目標・変化の積み重ねは大事ですね。
心に残った一文
最後に本著を読んで一番心に残った一文を紹介します。
他人の意見を聞くよりも、自分のことを冷静にとらえ、他人の視点で考える姿勢を身につけるほうが、はるかにいい判断ができるようになる
影響を受けた内容の一つ目と同じ部分ですが、やはりここが自分に大きく役に立ちました。生きていく中で、大なり小なりいろいろな決断の場面があると思います。
そこで、この考えを知っていることで、正しい判断ができる可能性が高くなる。ということが知れた。為になることはこれ以外にもたくさん書かれていますが、これだけでも十分、この本を読んでよかったと思います。
最後に
今回は、「究極のマインドフルネス」を紹介しました。
この本を読んで、私はネガティブな感情に振り回される生活を大きく変えることができました。
自分に自信がない。周りが気になって行動ができない。何かあると不安で動けなくなる。
そういう状態から自分を変えられるきっかけを作りたいという方に、是非読んでいただきたい本です。