こんにちは、あおパパです。
今回紹介する書籍は、メンタリストで一躍有名となったDaiGoさんの著書「超発想力」です。
「クリエイティブな発想が~」とか、「斬新なアイディアが~」とか、必要なのは分かるけど、簡単に思いついたりはしないですよね。
元々私も苦手で、既存の仕組みに沿ってばかり頼っていました。
しかし、ブログやインスタグラムをはじめてから「PVを伸ばすにはどうしたらいいだろう。見やすい記事にするにはどうすればいいだろう。」と考えることが増えてきました。
そして、この本によって効果的に考えることができています。
「思いつく力」を最大限に伸ばし、それを形にするための方法が分かる。DaiGoさんの知識と経験が詰まった本です。
本のあらすじ
最初のご紹介した通り、メンタリストで一躍有名となったDaiGoさんの著書です。
なぜ「思いつく力」が必要なのか。どうやって「思いつく力」を高めるか。そして、磨いていくか。具体的な方法が研究結果に基づき、細かく解説されています。
また、どうしてもアイディアが出ない場合の対処法や裏技まで、様々な観点で書かれています。
普段、アイディアなんて不要だと思っている方も、「思いつく力」を磨き、クリエイティブな思考を身に付けることで得られるメリットも書かれていますので、是非一度読んでいただきたいです。
● いいアイディアがなかなか浮かばず困っている人
● アイディアが浮かんでもうまく形にできない人
● 今以上に「思いつく力」を磨きたい人
影響を受けた内容
この本を読んで実践した内容や参考にした内容など、特に影響を受けた3つをご紹介します。
本当はみんな新しいアイディアなんて大嫌い
衝撃な事実ですが、なんとなくそうなんじゃないかと思ったことある人はいるかもしれません。実際、新しいアイディアを出すのはしんどい作業ですよね。
実は、いくつかの研究でも明らかになっている事実で、「人間の心理には創造性を嫌う」ようにできているといいます。
クリエイティブになるのはどうしたらいいか?ということを考えがちですが、本当に必要なのは、人間が嫌う創造性を受け入れることなのです。
じゃあどうしたら受け入れられるんだー!って感じですよね(笑
それにはやはり、創造性を受け入れるメリットについて理解する必要があります。
本著では、以下の3つが紹介されています。
①マジメにやるより成果が出る
②変化に強くなる
③幸福度が上がる
普段からクリエイティブな考えで行動すれば、成果も出るし、時代の変化にもついていける。刺激のある楽しい生活があれば幸福度も増す。イメージできますよね。
あと、①を見たときに「これはエフォートレス思考だな」と思いました。楽に成果を上げたいという方におすすめです。

リーキーアテンションで創造性UP
リーキーアテンションとは、「目の前のことに半分集中はしているけど、もう半分はまったく違うことを考えているような状態」です。
「テレビや映画を見ているとき、内容とは関係ないことが頭から離れない」ことって皆さん経験したことがあるでしょう。
集中力がなく、あまりいいことに感じないかと思いますが、研究からもリーキーアテンションは創造性がUPするという結果が得られています。
そこから、以下のような使い分けをすることで効率よく作業ができる本著と書かれています。
アイディア出しが必要:BGMやノイズ、視覚的な刺激が多い状態にする。
→意図的にリーキーアテンション状態を作る
アイディアを形にする:刺激のない場所でこもって作業をする。
→リーキーアテンションを防ぐ
また、リーキーアテンションを起こす別の方法として、「わざと作業から離れてみる。」という方法も紹介されています。
私はこちらの方がしっくり来ました。煮詰まっているときに一度違うことをしたりリフレッシュすると、すぐ答えが出たりします。
実践しやすい内容なので、是非試してみてください。
一定の生産性をキープすることが結果を残す鍵
よりよいアイディアを生み出すためには、試行回数を増やすことも重要です。
この本では、偉大な仕事を残すために必要な要素として、2つ紹介されています。
①生産性:一定のペースで何かを生み出し続けられる能力
②Qファクター:自分の仕事に必要なスキルの集まり(好奇心やモチベーションなども含まれる。)
「②Qファクター」については先天的なものが多く、Qファクターを高めることにリソースを割くことは現実的ではないそうです。
そこで、「①生産性」が重要になってきます。継続は力なりですね。
私はブログを書いていますが、失敗する人は途中であきらめる人がほとんどといいます。
継続して続けていけば成果は出ると信じて、書き続けようと思いました。
また、試行回数を上げるためのツールとして、「マインドマップ」が紹介されています。
マインドマップを簡単に言うと、「キーワードとキーワードをつないで、つながりを可視化できるツール」です。
マインドマップは様々な媒体で紹介されているので説明は割愛しますが、マインドマップを見るだけでも試行回数があがるので、是非試してみてください。
心に残った一文
最後に本著を読んで一番心に残った一文を紹介します。
公開前の映画を無断でコピーして大儲けしたエジソン、自説を認めない学者をかたっぱしから破門した精神分析の祖フロイト。友人から多額の借金をしたにもかかわらず一銭も返金しなかった野口英世・・・。
「人間のダークサイドは発想力につながりやすい」といいます。そこでの紹介されていた一文です。
この前にApple創業者のスティーブ・ジョブズ氏のダークサイドも紹介されています。
歴史に名を残す人も案外人間っぽいな。と、ニヤリとしてしまう一文でした。
最後に
今回は、「超発想力」を紹介しました。
必要だと分かっていても難しい発想力。そんな力を引き出し、形にするための情報がたくさん詰まった本です。
この本を読んでから、「今クリエイティブな状態だからアイディアを考えよう。」と、思考を切り替えるきっかけにもなっています。
発想力は誰しも必要な力です。本著を読んで、アイディアを形にしていきましょう。