こんにちは、あおパパです。
今回紹介する書籍は、「日給300万円のSS級トレーダーが明かすbotterのリアル」です。
本屋で面白そうな本を探していた時に目に留まりました。
私もSEでAIの知識もある程度ありますし、投資ジャンルの一つとして機械学習による自動売買というジャンルには少なからず興味はありました。
仮想通貨、AIによる自動売買。なんとなくのイメージから胡散臭い印象を持つ方も多いと思います。
ただ、実際は努力次第で誰もが可能性のある。そして、まだまだ参入可能な領域で大きく稼げる可能性があるということです。
どうでしょう。botterになって人生を変えてみませんか?
本のあらすじ
著者はSS級トレーダーのrichmanbtcさんです。
SS級は月収1億越えです。(トレーダーのランクは後程まとめておきます。)
2020年3月末に100万円を元手にビットコインによるトレードを始めて、2021年度の平均月収が1億を超えたそうです。
そんな著者がbotterになった経緯から、botterの世界について。botterになるために何が必要かが書かれています。
また、突如運用中の口座が凍結されたときの話や急激に増やした資産に対する考えなどが分かります。
● botterの世界を知りたい人・なりたい人
● 理系学生の人、機械学習に詳しい人
● ビットコインで一攫千金を夢見る人
botterには月次の収益によりランク付けがあります。
B級:10万円
A級:100万円
S級:1000万円
SS級:1億円
SSS級:10億円
本著を読んで感じたこと
私はSEとしてある程度機械学習に関しての知識もあり、投資もかじっています。
その前提で、この本を読んで感じたことについてまとめます。
botterになるきっかけを作る本
あらすじにも記載した通り、この本を読めばbotterの世界がどのようなものか。そして、何から始めればよいかが書かれています。
あえて、「入門書」とは書かない(書けない)のかというと、いくつかポイントがあります。
①プログラミングスキルは身につかない
②専門用語(機械学習やビットコインの取引など)の説明が完全ではない
③bot(自動売買AI)の作成に関しては、最低限の情報(PCやプログラミング言語、取引所など)とプログラム、参考にすべきサイトが載っているのみ
①、②は当然っちゃ当然ですよね。プログラミング入門でもなければ、AI入門、ビットコイン入門でもありません。
③は逆に重要です。botterを知らない人が、何から始めるべきかの道しるべになっています。
以下のサイトは、著者が必要なプログラムや情報を開示しているサイトです。
GitHubはソースの管理や共有などを行うサイトで、世界中の企業や個人に使用されています。
私はpython未経験者なのでソースの中身は細かく見ていませんが、かなり有用だと感じました。
チュートリアルからバックテスト(実際のデータからAIの動作を検証)用のデータ取得プログラムなど、様々です。
もちろん実際に稼げるプログラムは載っていません。著者本人の利益が減りますしね。
本だけ読んでも見えてこない(というか、難しくて挫折する。)と思いますが、しっかりと手順を追えば、スタートラインが見えてくると思います。
どうしてビットコインなのかが分かる
ビットコインと聞いて、もしかしたら「株式やFXではダメなのか?」という人もいると思います。
私も、暗号資産は未経験。株式投資なら積み立てではありますがやっています。その分、ハードルも低いです。
それでもなぜビットコインなのでしょう。著者は、「全部試したうえで、ビットコインが圧倒的にbot取引と相性がよく、桁違いに儲かりやすい」と判断したそうです。
以下に、ビットコインのメリットについて整理します。
①将来性がある。
→2025年には1BTC=1億円に達する予測も・・・?
②現時点で十分な取引量がある。
→世界で月間取引量がコンスタントに10兆円を超える市場。
③価格が乱高下する。
→botにとって大きな値動きはメリットでしかない。
では、FXや株式がビットコインよりbotterとして稼働する際に劣る点はなんでしょうか。
FX~値動きが小さく、レバレッジを大きく効かせることが可能だが、たまにくる大きな乱高下は予測しにくく、リスクが大きい
株式投資~個別銘柄で参加時刻を限定するなら可能ではあるが、ビットコインに比べると儲けられるポイントが限定され、退屈
実際にはFXや株式投資のbotterももちろん存在します。実際に始める際には、視野に入れて考えるといいでしょう。
何より夢がある
タイトルを見て、「日給300万円」って。なんかもう想像つかないですよね。
作者のrichmanbtcさんは、小さいころからプログラミングが好きで、大学(東京大学大学院卒)でも関係する分野を専攻していたそうです。
これを見ると、「ちょwww無理www」って、なりますよね(笑
恐らく相当優秀な方なのでしょう。同じようにはいかないと思います。
でもどうでしょう。月に1億円必要ですか?
私なら、月に10万円でもほくほくですよ。
著者の2020年の損益は以下のように推移したそうです。
<2020年>
3月:0円 (取引開始)
5月:136万円(初のプラス収支)
7月:8万円
9月:50万円
11月:2480万円
12月:1億6513万円
上下あるにせよ、3か月で100万円を突破。2021年に一度だけマイナスになった月もあったそうですが、他はすべてプラス収支となっています。
日々の努力はもちろん必要です。著者は会社もやめて注力してこの期間でもあります。
同じようにはいかないにせよ、じっくり時間をかければ稼ぐ点については非現実的ではないと思いませんか?
まずはスタートラインに立ちましょう。夢はその先に広がっています。
心に残った一文
最後に本著を読んで一番心に残った一文を紹介します。
ずっとマイナスだった累積日時損益がとうとうプラスに転じたのです。まだ100円ほど儲けただけですが、私はこのbotをbitflyerbotと名付け、念願の「セミリタイア」を確信しました。
私も、ブログを始めて初めて収益がでたときは嬉しかったです。1円ですが(笑
それでも、頑張った過程が初めて目に見えるタイミングは格別ですよね。
著者のようにセミリタイアとはいきませんが、目指せFIRE!頑張りたいです(^^)/
最後に
今回は、「日給300万円のSS級トレーダーが明かすbotterのリアル」を紹介しました。
まだまだ知られていないbotterの世界。かなり刺激的で、夢があります。
そして、「才能より努力次第」です。
もしかしたら、あなたも来年には億り人かもしれませんよ?